3Dスキャナーの計測ならお任せ!種類について(接触式と非接触式)

3Dスキャナーの種類(接触式・非接触式)を解説!目的に合わせた機器を利用しよう

3Dスキャナーは大きく接触式と非接触式の2つに区別され、さらにアーム式やCMM、据え置き型、ハンディ型、移動体計測型に分かれます。それぞれの特徴を把握して、目的に合わせた機器選びを行うのがおすすめです。

計測のことなら株式会社SGS!3Dスキャナーの種類(接触式と非接触式)

タイプの積み木

3Dスキャナーとは、物体をデータに変換する役割を持つ機器のことです。データから物体を生成する3Dプリンターとは反対の働きをします。3Dスキャナーと一口にいってもその種類は様々です。
こちらでは、3Dスキャナーの種類と特徴を解説するとともに、活用方法も併せてご紹介します。利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

3Dスキャナーの種類は大きく分けて2つ

3Dスキャナーは、大きく分けると接触式と非接触式の2種類があります。接触式はさらにアーム式とCMM、非接触式は据え置き型とハンディ型、移動体計測型の3つに分かれます。それぞれ特徴やメリット・デメリットがあるため、利用する目的に合わせた機器選びが大切です。

接触式3Dスキャナー

センサーや探針を用いて物体に接触することで、座標情報を取得しデータ化していきます。こちらでは、アーム式とCMMの2種類についてご紹介します。

・アーム式

アーム式の3Dスキャナーは、多関節アームの先端にスキャナーやタッチプローブを装着させて計測します。精密検査を得意としており、品質管理や検査業務に活用される機器です。位置座標を合わせれば、CADデータとリアルタイムで比較しながら検査ができます。

・CMM

CMMは固定式の機器です。スキャナーやタッチプローブを装着した移動可能なアームを取り付けて、物体に接触させることで座標情報を取得します。アーム式と比べると機器が大きく高価になりがちですが、その分高い精度で検査が可能です。こちらも品質管理や製造業の現場などで、広く利用されています。

非接触式3Dスキャナー

比較的新しいスキャナーで、物体に接触せず情報を読み取りデータ化していきます。こちらでは、据え置き型・ハンディ型・移動体計測型の3種類についてご紹介します。

・据え置き型

据え置き型は三脚やスタンドにカメラを固定して、回転台を動かすことで測定していくタイプの3Dスキャナーです。レンズ交換が可能なため、幅広いワークサイズに適用できるメリットがあります。また、高精度かつ高解像度なデータの取得が可能です。

・ハンディ型

ハンディ型はその名のとおり、手に持って物体をスキャンできる小型の機器です。3Dスキャナーは大型のものが多いため、ハンディ型はコンパクトで場所を取らないメリットがあります。スキャンしている最中に取得データの状況を確認できるため、スキャン漏れがあった場合もすぐに読み取ることが可能です。また、他のスキャナーに比べると価格が安い製品も多いため、初期費用を抑えたい方や試しに導入してみたい方などにおすすめです。

・移動体計測型(MMS:Mobile Mapping System)

移動体計測型(MMS)は、移動しながら対象をスキャンするタイプの3Dスキャナーで、主に道路や建物、地形などの計測に使用されます。車両や鉄道、船舶、ドローンなどの移動体に搭載して使用することが多く、広範囲を短時間で効率よく計測することができます。

3Dスキャナーの活用方法

3Dスキャナーは製品や機器、建築物など様々な物体の3Dデータを取得できる機器です。活用が進む業界は以下のとおりです。

・建築業界

建築現場の測量やモニタリング作業に活用されています。現地の測量を数日間に短縮でき、かつ高精度なデータを取得できることが魅力の一つです。

・製造業界

3Dスキャナーを利用して高精度なデータを取得することで、図面を作成せず製品の量産が可能です。紙の図面は保管場所が必要ですが、データ化しておけば場所を取らずすぐに取り出せるため、効率的に活用できます。

・医療業界

3Dスキャナーを活用することで、医療機器の設計や寸法のデータ化が可能です。データを取得しておくことで、機器を実際に組み立てた際にズレが生じていないか確認できます。また、検査面でも活用が進んでおり、患者さんの身体をスキャンすることで一人ひとりに合った装具や補綴の設計に役立てています。

3Dスキャナーは接触式と非接触式があり、さらに細分化されている

ビックリマークと指さしする作業員

3Dスキャナーは大きく分けると接触式と非接触式の2つがあります。さらに接触式はアーム式とCMMに、非接触式は据え置き型とハンディ型、移動体計測型に分類されます。それぞれ特徴やメリット・デメリット、得意とするものが異なるため、利用する目的やシーンに合わせて選択しましょう。高精度なデータ取得を必要とするなら、据え置き型やCMMがおすすめです。場所を取らないコンパクトな機器が必要な方には、ハンディ型をおすすめします。

株式会社SGSでは、様々な3Dスキャナーの提供を行っております。高精度な計測を低価格で提供できることが、株式会社SGSの強みの一つです。3Dスキャナーは安い買い物ではありません。初期費用もかかるため、まずは自社に本当に必要かお試しで利用して確かめたい方も多いのではないでしょうか。

株式会社SGSでは低価格で3Dスキャナーを利用できるレンタルサービスを提供しているため、そのようなニーズにも対応可能です。3Dスキャナーの導入にお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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