測定精度

レンタルするスキャナーの精度をチェックすることが大切です。測定精度とは、データ上の無数の点の散らばりの程度を示し、精度が高いほど、実物により近いことを表します。

計測用スキャナーには「接触式」と「非接触式」があり、対象物に触れる接触式のタイプは、高精度である反面、対象物の形状によっては測定できない場合があります。一方で非接触式は、接触式に比べると精度が劣ります。

欲しいデータが作成できなければスキャナーをレンタルする意味がありません。この他、機器によっては希望する対象物の3Dデータの生成が難しい場合もあるため注意してください。

測定環境

測定環境が屋内か屋外かによっても、最適なスキャナーは異なります。屋外で計測するのであれば、雨風や霧、砂埃、雪、紫外線などの条件下であっても測定精度が保たれる機種が適しています。

測定サイズ

計測用スキャナーは対象物のサイズが精度に影響を及ぼします。対象物のサイズが大きいほど累積誤差も大きくなり、精度が下がるからです。対象物のサイズも確認した上で、計測可能なスキャナーを選ぶことが大切です。

速度

スキャナーによって計測の速度は異なります。サイズが大きく、高精度のスキャナーを求めると、その分時間を要するのが一般的です。速度重視か、精度重視かも踏まえてレンタルする機器を検討する必要があります。

高速に計測できるスキャナーをレンタルすれば、3Dデータの生成もスピーディになり、時間短縮、業務効率化などのメリットが得られるでしょう。

解像度

解像度と精度は混同されがちなのですが、解像度はスキャナーの精度でどれほど精密な3Dデータが作成されるかを示す指標です。実物により近いデータを求める場合は、解像度が高いスキャナーが向いています。解像度は計測用スキャナーをレンタルする上で、重視したいポイントの1つです。

操作性

計測用スキャナーのレンタルでは、操作性も重視すべきです。操作しにくい、あるいは重量があるスキャナーは、使用頻度が高くなるほど測定の効率が落ちていくでしょう。求めるスペックを満たしたうえで、使い勝手や直感的に操作しやすいタイプ、軽量かつコンパクトなタイプを選ぶと安心です。

3Dスキャナーのレンタル・購入は株式会社SGSへご相談ください

株式会社SGS では、3Dスキャナーの販売・レンタルサービスを行っています。コンパクトな製品を多数取り揃えており、精度の高いハンディタイプのCalibryは、小型ながらに人の顔から自動車本体など大きな対象物の計測を行えるのが特徴です。また、ボタンを押すだけでスキャンが可能なLeica BLK360や、効率性と汎用性が高いFreeStyleなどもお選びいただけます。3Dスキャナーのレンタルをお考えでしたら、お気軽にお問い合わせください。