点群データとは?3Dスキャナー測量で空間情報をデジタル化するメリット

3Dスキャナーで取得した点群データの活用で測量業務を効率化!

従来の手作業による測量では膨大な時間と労力が必要でしたが、近年の技術革新により3Dスキャナーを用いた測量が普及しつつあります。3Dスキャナーを活用した測量で得られるのが「点群データ」です。

「点群データという言葉は聞くけれど、具体的にどう活用できるのかイメージが湧かない」「取得したデータをどのように処理して成果物にすればいいのかわからない」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。点群データは単なる点の集まりではなく、適切に処理することで図面作成やシミュレーション、デジタルアーカイブなど多岐にわたる用途で活用できます。

本記事では、3Dスキャナー測量によって得られる点群データの仕組みから、膨大なデータを効率よく処理する方法、そして最終的な成果物としての価値について詳しく解説します。最新のデジタル技術を業務に取り入れ、生産性を向上させるための第一歩としてぜひお役立てください。

3Dスキャナーを豊富に取り扱う株式会社SGS

株式会社SGSでは、様々な3Dスキャナー機器の販売・レンタルを行っています。単に機器を販売するだけでなく、現場の課題に合わせた最適な3Dスキャナーの選定から、レンタル、計測代行、そして取得した点群データの解析・モデリングまで、ワンストップでサポートできる体制を整えているのが特徴です。

「点群データを活用したいが、高額なソフトやハイスペックPCがない」「計測したものの、データの処理方法がわからない」といったお悩みも、株式会社SGSへご相談ください。

日本総代理店を務めるGEXCEL社の「HERON」をはじめ、最新鋭の機器と豊富なノウハウを駆使し、お客様の業務効率化を強力にバックアップいたします。

3Dスキャナーや測量に関することなら、どのようなことでもお気軽に株式会社SGSまでお問い合わせください。

点の集合が作り出すリアルな空間情報の詳細とデジタル化のメリット

点の集合が作り出すリアルな空間情報の詳細とデジタル化のメリット

「点群データ」とは、その名の通り無数の「点」が集まって構成されたデータのことです。3Dスキャナーを用いて対象物にレーザーを照射し、その反射時間を計測することで、対象物の形状を数百万~数億個の点の集まりとしてデジタル空間上に再現します。これは単なる写真とは異なり、奥行きや高さといった次元を持った情報の集合体です。

座標と色情報で現況をそのまま保存

一つひとつの点には、3次元座標(X,Y,Z)という位置情報が含まれています。さらに、スキャナーに内蔵されたカメラで撮影した写真情報を組み合わせることで、各点にRGB(赤・緑・青)の色情報を付与することも可能です。これにより、単なる形状だけでなく、対象物の色や質感までもリアルに再現できます。

まるで現場そのものをパソコンの中に持ってきたかのように、あらゆる角度から寸法を計測したり、形状を確認したりすることが可能になります。

図面がない現場でも正確な情報を取得

古い建物や複雑な地形など、図面が残っていない、あるいは現況と図面が合っていない現場でも、点群データであればありのままの姿を正確に記録できます。手作業によるスケッチや数点だけの計測とは異なり、空間全体を面として捉えることができるため、情報の抜け漏れを防ぎ、手戻りのない効率的な業務遂行を実現します。構造物の歪みや変状も定量的に把握できるため、維持管理や修繕計画の策定においても非常に信頼性の高い基礎データとして機能します。

膨大なデータを効率よく処理してスムーズに活用するための方法

膨大なデータを効率よく処理してスムーズに活用するための方法

3Dスキャナーで取得した生の点群データは、そのままではデータ容量が非常に大きく、また不要な情報(ノイズ)も含まれているため、扱いづらい場合があります。業務で活用するためには、目的に応じた適切な「データ処理」が不可欠です。

ここでは、データを使いやすくするための具体的な方法を解説します。

ノイズ除去と位置合わせ(レジストレーション)

計測時には、本来の対象物以外にも、通りがかった人や車、風で揺れる樹木、空中の塵などがレーザーに反射し、「ノイズ」として記録されてしまうことがあります。解析ソフトを使用してこれらの不要な点を取り除くことで、クリアで正確なデータに仕上げます。

また、広範囲を計測するために複数箇所からスキャンを行った場合は、それぞれのデータを繋ぎ合わせる「位置合わせ(レジストレーション)」という工程が必要です。

これらの処理精度が、最終的な成果物の品質を左右するため、専用ソフトを用いた慎重な作業が求められます。

データの間引きと軽量化

数億点にも及ぶ点群データは、一般的なパソコンでは表示や操作が重くなることがあります。そのため、使用するCADソフトや目的に合わせて、形状の特徴を損なわない範囲で点の数を減らす「間引き(ダウンサンプリング)」を行います。必要な情報量を保ちつつデータを軽量化することで、スムーズなデータ共有やシミュレーションが可能になり、業務効率が格段に向上します。

成果物としての点群データの価値と具体的なアウトプットの種類

適切に処理された点群データは、様々な形式の成果物へと変換され、設計、施工、維持管理などの各フェーズで高い価値を発揮します。単なる記録データにとどまらず、次の工程へスムーズに繋げるためのコミュニケーションツールとしても機能します。

用途に合わせた多様なアウトプット

点群データからは、以下のような成果物を作成できます。

3Dモデル

点群を面(メッシュ)で繋ぎ、サーフェスモデルやソリッドモデルを作成します。BIM/CIMソフトでの活用に最適です。干渉チェックや施工シミュレーションなど、高度な検討が可能になります。

2次元図面

点群データから任意の箇所で断面を切り出し、平面図や断面図、立面図を効率よく作成できます。現況を正確にトレースするため、精度の高い図面を短時間で仕上げることができます。

オルソ画像

上空や正面から見た歪みのない画像を作成し、現況写真図として利用できます。位置情報を持っているため、CAD図面と重ね合わせて現況とのズレを確認する際にも役立ちます。

ウォークスルー動画

点群データ内を自由に移動できる動画を作成し、関係者間のプレゼンテーションや合意形成に役立てます。遠隔地にいる関係者にも現場の状況をリアルに共有できます。

これらは、従来の手法よりも「早く」「正確に」「視覚的にわかりやすく」作成できるため、意思決定のスピードアップや品質向上に直結します。

点群データの解析・活用なら株式会社SGSへ

株式会社SGSでは、機器の提供だけでなく、点群データの処理・解析サービスにも対応しています。お客様の業務フローに合わせた最適なデータ活用をご提案いたします。

【Q&A】3Dスキャナー測量で取得した点群データの活用についての解説

点群データのファイル形式にはどのようなものがありますか?
代表的な形式には、汎用性の高い「E57」や「LAS/LAZ」、テキスト形式の「XYZ」「CSV」などがあります。使用する解析ソフトやCADソフトによって対応形式が異なるため、データの受け渡しを行う際は事前に対応フォーマットを確認しておくことが重要です。
点群データから図面を作成することは可能ですか?
はい、可能です。点群処理ソフトを使用して任意の場所で断面を切ることで、その断面形状をトレースして平面図や断面図を作成できます。現況を正確に反映した図面が作成できるため、リフォームや改修工事の現況把握に非常に有効です。
データ容量が大きすぎてパソコンで開けない場合はどうすればいいですか?
点群ビューアソフトの中には、データを軽量化して表示できるものがあります。また、データ処理の段階で不要な点を間引いたり、エリアごとにデータを分割したりすることで扱いやすくすることが可能です。クラウドサービスを利用してWebブラウザ上で共有する方法もあります。

3Dスキャナーを使った測量・点群データ活用のご相談は株式会社SGSへ

会社名 株式会社SGS
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